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たたずまいの美学 - 日本人の身体技法 (2011-09-22T00:00:00.000)
たたずまいの美学 - 日本人の身体技法 (2011-09-22T00:00:00.000) (JUGEMレビュー »)
矢田部 英正
西洋人が、着物を着ていているのをいつも違和感を持ちながら、眺めていたが、それは、日本人がロック・ミュージックをするようなものとも思っていたが、この本は、現代日本人の立ち方、坐り方、服の着方、履き物の履き方など、なにげない日常の動作から浮かび上がってくる、身体にしみこんだ武道、茶道、能薬、禅など伝統文化の深層。
「身体」を通した画期的な今までにない全く新しい日本人論。
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ポスト戦後社会―シリーズ日本近現代史〈9〉 (岩波新書)
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吉見 俊哉
今、読んでいます。
気鋭の社会学者が記述した現代史だけあって、大変、面白いです。
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kotoba (コトバ) 2011年 10月号 [雑誌]
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今の言論ジャーナリズムに、「原発に対する多様な見方を提出していないではないか。」と記事に書きましたが、それは、僕の思い上がりでした。
ちゃんと、ありました。
注目していた雑誌ですが、バックナンバーでも特別企画を組んでいます。
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ちくま哲学の森 1 生きる技術
ちくま哲学の森 1 生きる技術 (JUGEMレビュー »)

「文学の森」というのは知っていたのですが、「哲学の森」といのも刊行予定だそうです。
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中沢 新一
かつてのニュー・アカからの提言。
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未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
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畑村 洋太郎
本屋で目次のみ見ましたが、とても興味深そうでした。
著者は、「失敗学」の専門家です。
「原発事故調査・検証委員会」委員長になられたそうです。
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原発のウソ (扶桑社新書)
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小出 裕章
今最も売れている原発に関する本。
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今回の福島原発事故が起きる以前ずっと前から、真摯に市民として原発の危険性を訴えていた高木仁三郎氏の著書。

高木仁三郎氏は、惜しくも近年、亡くなっておられます。
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日本中枢の崩壊
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古賀 茂明
話題の本です。
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藤本 一勇,清家 竜介,北田 暁大,毛利 嘉孝
正真正銘の現代思想入門の本です。
全く初めての方にとっては、少し難しいかも知れませんが・・。
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現代思想の教科書 (ちくま学芸文庫)
現代思想の教科書 (ちくま学芸文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 英敬
出版されたのは、随分以前ですが、すぐに書店から消えてしまい、目次なども確かめられないままにきました。
先日、重版されたのか、書店で見かけ立ち読みしました。
予想通り、とても興味深そうでした。
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マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
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P・F. ドラッカー,上田 惇生
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ドラッカー流 最強の勉強法(祥伝社新書207) (JUGEMレビュー »)
中野 明
最近、読み終えた本です。
ドラッカー本といっても、ちまたの軽い本ではありません。
大変、示唆に富む本でした。
今、まとめに入っています。
いずれ記事で紹介できればと思ってます。
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「現代殺人論」を読んで殺人者について考える
現代殺人論
現代殺人論
注)購入を検討の方は画像をクリックしてください。

昨今、一般人には想像できないような事件が相次ぎ、異常気象と同じように、もはや我々も、それが日常化してしまった感がある。

そういった犯罪を犯す犯罪者の事を知ろうと本書を手にした。
しかし、残念ながら本書を読んでもよく理解できないのが現状である。
本書は、表紙裏にある犯罪精神医学の専門家が、異常人格者の素顔に迫ると書かれているような内容ではなく、犯罪学の類型を示しながら、その類型に当てはまるような殺人者の実例を紹介しています。
したがって、殺人の動機など殺人者の精神心理に深く切り込むような内容にはなっていません。

したがって、第三章まではあまり面白い本とは言えませんでした。
しかしながら、第四章の殺人の起源から俄然面白くなり、第五章、第六章の著者の専門である精神障害者と犯罪を取り上げた章は、著者の意見も大きく自分の意見を盛り込んで大変、興味深かったです。

第一章 昔の犯罪、今の犯罪の項で著者は、現在の殺人事件は、量的にも質的にも昔と変わらないと主張していますが、僕はそうは思わない。
量的には、そういうデータがある以上、そうなのかもしれない。
しかしながら、質的には明らかに変貌しているといわざろうえない。
なぜなら、昔の殺人事件は、動機にある程度、推論なりがあり、無理やりにも説明が出来た。しかしながら、昨今の殺人事件には、おそらく精神医学者を持っても説明困難な状態ではなかろうか。

したがって、第3章までの殺人者の位置づけや殺人の分類は、現代には通用しないような物を感じ、なんだかテキストでも読むような感じがした。

しかしながら、第四章の殺人の起源の項で述べられている事は大変、面白かったです。
少し前までは、人間以外の動物は、仲間殺しはしないというのが定説であったが、これは日本の動物学者のサルの子殺しの発見によって覆されている。
ぼくの好きな感性豊かな経済人類学者、栗本慎一郎の人間には攻撃性を本能として持っているという説に僕は同意見であります。
そうでないと人間の殺戮の歴史は説明しきれないし、医学的に言うとアドレナリンという体内物質の存在も説明しきれないです。

栗本慎一郎の近刊をここで紹介しておきましょう。

パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか
パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか
栗本 慎一郎
ヒトとはどういう生物で、また、現代の世界を陰で動かしているある集団について詳しく書かれており、大変、示唆に富む本となっています。

話はそれましたが、この項で著者は、農耕社会のほうが大規模な殺し合いが多いという最近の学説を紹介しています。
一般には、狩猟民族のほうが好戦的だというイメージが先行し、そういうことを言うコメンテーターも多いのですが、冷静に考えてみれば彼らは生活するためにやっているのであり、それに快感や何かを感じているわけではないという事が本書を読みよく理解できました。

一方、農耕民族のようにある土地に定住すれば、それを脅かす存在、また、別の農耕社会を侵略しようとする部族がいておかしくないはずです。

第五章のパーソナリティ障害と殺人の項のシュナイダーによる精神病質者の類型の情性欠如者−心を持たない犯罪者には注目したい。

昨今のマスコミを賑わせている犯罪者は、この類型の人達が多いのではないだろうか。
本書で例として挙げられている宅間守がもっともたる例ではなかろうか?
彼らの心情など全く理解できなく、理解する必要などもないのではなかろうか。

本書で快楽殺人者の例で挙げられている酒鬼薔薇事件の少年Aの心情にも全く理解不能である。おそらく本人にも理解できていないのではなかろうか?
この事件は僕が住む近くの事件であり、僕がある期間、結婚しても子供を持ちたくないというほど精神的ダメージを与えた事件でもあった。

そのため、この事件に関してのドキュメンタリー本を幾つか読んだが、結果として彼が何故そんな事件を起こしたのか全く理解できなかった。

「少年A」14歳の肖像
「少年A」14歳の肖像
高山 文彦

よく言われるように母親が少し常識はずれなほど、彼に厳しかったようだが、それによって少年Aが母親に屈折した愛情を持つようにいたった事は理解できても、それによって、あんな残忍な殺人事件(当時、病院勤めであった僕は、看護主任の「まるで横溝正史のような事件だ」という言葉でこの事件を知ったのであるが、全くその通りである。)また、彼の父親は沖縄の離れ島から集団就職によって神戸に移り住んだ大変苦労人であります。

そんな一般家庭から彼のような人物が現れたのに僕は大変ショックを受け、個人主義者である僕は、そんな子供のために僕の人生を無茶苦茶にされたくないと感じました。
38歳となってみて、家庭での責任を自覚するようになってからは、もしそんな事件を子供が犯したなら、一生をかけてその責任を負わなければならないという覚悟をできましたが。
少年Aは、死体を切り刻む時、性的興奮を感じていたそうです。

話を本書に戻すとこの情性欠如者のような人達が現れた背景として、著者は環境説をとなえていますが、僕は全く同調しないです。

一般人の感覚から理解不能な事件が起こると、こういう環境説論者と犯罪者の資質説論者が平行線の不毛な議論をしますが、「遺伝子と運命」講談社ブルーバックスにあるように人間のたどる人生とは、環境と遺伝が複雑に絡み合って成り立つのであって、どちらか一方といのは極論過ぎると考えています。

遺伝子と運命
遺伝子と運命
P・リトル
注)興味がある方は画像をクリックしてください。

また、この項では米国精神医学会が掲げる「精神疾患の診断と統計マニュアル」の反社会的パーソナリティ障害者との犯罪との関係を述べています。
ここで僕の意見をちょっと、一部の映画監督も昔は非社会的であれ反社会的であれ、一般社会の常識からかけ離れた人達がいて、またそんな一般社会の常識に物申すみたいに作品を撮っている監督が少なからずいました。

TATTOO「刺青」あり
TATTOO「刺青」あり
注)購入を検討の方は画像をクリックしてください。

例えば、僕が小学生の頃に起きた事件、三菱銀行立てこもり事件の加害者(名前は忘れました)の事件を起こすまでの軌跡を追った高橋伴明監督の「TATOOー刺青あり」や家庭内殺人事件を取り扱った長谷川和彦監督の「青春の殺人者」であります。いずれ見所の多い作品です。「TATOOー刺青あり」の主人公の“俺は30までにでかいことしたる”という焦りもよく理解できましたし、彼に犯罪美学さえ感じました。

青春の殺人者 デラックス版
青春の殺人者 デラックス版

彼らがそのような作品を撮る理由は、僕なりに考えると一般社会へのアンチテーゼであり、犯罪が社会を映す鏡と考えていたからでしょう。
しかしながら、現代の殺人事件には、もはやそういった側面がなくなってきているのか、現在の映画監督の資質によるのか、また現代はそういった時代ではないのか、そういった現実に起きている事件を作品を撮らなくなったのは個人的に残念だと思っています。

カナリア
カナリア

オウム事件にしろ、社会思想史を塗り替えるような事件があっても、塩田監督が「カナリア」という作品でアプローチしているくらいで、真正面から取り組んでいるのは大江健三郎氏の「宙返り」くらいです。

宙返り 上  講談社文庫 お 2-9
宙返り 上 講談社文庫 お 2-9
大江 健三郎

こういった事件をテレビで一時期、騒がれながらも、その後、風化させてしまっているのは非常に残念です。

話を元に戻すと第六章殺人者の責任の項で精神鑑定者としての著者の意見が述べられています。いわゆる刑法39条の心神喪失者は責任能力は問えないという問題です。
本書で知ったのであるが、精神障害者の全部が全部、責任能力なしとなるわけではなく、精神鑑定の結果、半数以上が完全責任能力ありとされているらしいです。また、著者が遠まわしに言っているように、障害者はどこかに隔離するべきではなく、社会とかかわりを持って社会がリスクとして責任を持つべきではなかろうか?ついこの間まで、そういうふうになっていたのです。

ただし、宮崎勤事件に一言、彼の精神鑑定は、3人の鑑定人によって行われていますが、3つとも鑑定結果が大きく異なる事は知っています。

M/世界の、憂鬱な先端
M/世界の、憂鬱な先端
吉岡 忍

僕は、鑑定結果がどうであれ、あれだけの事件、また、衝動的ではなく複雑な計画性を感じる事件には、きっちり責任能力を取ってもらいたい。
そうでなければ、日本社会の秩序が守れません。

本書で知ったのではあるが、宅間守の池田小学校事件により、心神喪失者等医療観察法が施行される事になったそうですが、これほど恐ろしい法律はないと感じています。

著者の作田明氏も「朝まで生テレビ」で宮崎哲哉氏も指摘するように、この法律によって指定入院医療機関に強制的に入院させられた心神喪失者と認められた犯罪者は、もしかすると一生、そこの施設から出れない危険性が伴います。
これは重大な意味を伴います。戦中の思想犯ですら“転向”によって出所できたにもかかわらずです。
その施設環境は、著者が指摘するように大阪の精神病院で起きた事件のように、人権蹂躙の無茶苦茶な事が行われる危険性もあります。

日本人は、共産党員への警察による電話盗聴事件に見られるように、市民の権利・自由が侵されても、それは一部の人の事という態度で無関心なのですが、僕はそれはおかしいと思う。
我々市民の権利は、それが一部の共感できない人達にだけ犯されたとしても、それに対して何らかのアクションを起こすべきであると考えるからです。

小泉首相になってからか、非常に猛スピードで次々に法律が成立しましたが、今までの社会的事件が起きても中々、法律が成立しないのも問題ですが、一時の社会的要請によって簡単に法律を決めてしまうのもどうかと思います。


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犯罪学(はんざいがく)とは、なぜ犯罪が起きるかを''犯罪者の観察や診療を通じて医科学的に考察し、どのような傾向を有しているかを研究する''学問である。犯罪生物学と呼ばれる場合も多い。犯罪者処遇を研究対象とする学問を指す場合もあるが、その場合、ここで述べる
| 医学を集めた | 2007/07/30 5:24 AM |